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第2話 比良坂学園入学式

小人を踏みにじって血塗れになったハイヒールブーツの靴底
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ブーツの館

虫けらのようにニーハイブーツに踏み潰されていく生徒たち

「はい、みなさーん。入学おめでとう!」

 その教室に最後に現れたのは、やはり同じ制服を着こんだ女子生徒。
 しかし制服に膝まであるブーツを履き、高い踵を鳴らして颯爽と現れた姿に、教室内の生徒は唖然となった。

「まず自己紹介ね? 私は比良坂和奏。みんなのクラスメイトよ。まぁ、私の名前は知っているでしょうけど」

 その自己紹介に、都合四十名ほどの生徒の一部は息を呑んだ。

 私立比良坂学園。
 この学校はいわゆる少年矯正施設であり、非行や犯罪に走った全国の少年少女が集められ、更生を目指す学園である。

 もっともこの学園を無事に卒業できる者はほとんどいない。
 全国の特に問題のある少年少女が集められているだけあって、その矯正方法も苛烈であり、その全ては学園長に委ねられているといわれる。

 その学園長の名前が、比良坂和奏であった。
 学生服を着こみ、生徒の顔をしてはいるが、年齢不詳の少女である。

「おい。なんでいきなりてめえが仕切ってんだよ?」

 早速突っかかってきた男子生徒に、和奏は笑う。

「あ、最初に言っておくけど、ここじゃ私がルールで絶対だから。逆らったらどうなるかは……まあ実践してあげるね?」
「ああん?」
「じゃ、あなた。ついでにあなたとあなた。はい決まり」

 和奏は適当に手前にいた男女含めて三人の生徒を指さすと、何事が小さくつぶやいた。
 途端、三人の姿が消え、教室内がどよめく。

「はい、静粛に。今の三人ならここにいるからね?」

 和奏が指さす場所には十センチ弱程度に縮んだ、三人の男女の姿あった。

「こ、これが噂の――」
「そう。みんなは基本的に、小さくなって再教育だから。言うこときかないと、こんな風に、ね?」

 言うなリ和奏は一歩踏み出し、近くにいた縮んだ女子生徒を無造作に踏みつける。

「いやああああ――!?」

 バギバギッ!
 グジュ、グジュ、グリグリ……。

「もう一人も、っと」

 まるで虫けらでも踏み潰すかのように、和奏はさらに一歩踏み出して、今度は左足で男子生徒へとブーツの靴底を落とした。

「や、やめぎゃふっ!?」

 ビチャ!

 今度は多少力を込めて、その後念入りに踏みにじってやる。
 教室内には人体が挽肉にされていくおぞましい音のみが、静かに響き渡っていた。

「さて、と」

 残ったのは、最初に突っかかってきた男子生徒だ。
 完全に怯えて腰を抜かしているその生徒を見返して、和奏は薄ら笑いを浮かべる。
 そしてそっと、今し方踏みにじっていた左のブーツを、その男子生徒の前へとかざした。

小人を踏みにじって血塗れになったハイヒールブーツの靴底

「どう? ブーツの靴底。私には見えないけど。あなたの友達がいるでしょ? まあ、念入りに踏みにじっておいたから、ミンチになっちゃってるけどね」

 ちょうど靴底を見せつけられて、男子生徒は靴底に張り付いた人だったものを真正面から凝視することとなり、そのあまりに気持ち悪さに胃の内容物を吐き出してしまう。

「あらあら。吐いちゃって。さっきの威勢はどうしたの? 情けないなぁ。でも大丈夫。すぐに仲良く一緒にしてあげるから。あははっ」

 その言葉を最後に、和奏は靴底を男子生徒に被せる。
 生徒は必死に抵抗するも、その圧倒的重量の前には無意味であった。

「んー、もうちょっと頑張れって言いたいとこだけど、こんなものかしらね」

 ブチャ!

 和奏はブーツの爪先に体重を移し、一歩踏みしめた。
 教室内の生徒の顔がみんな顔を歪ませて、隅へと後退る。
 が、逃げ場など無い。

「そういうわけだから、みんな、逆らったり逃げたりしないでね? こんな風にになりたくなかったら」

 和奏がそっと左足を上げれば、ブーツの靴底に張り付いた肉塊が、ぼとりと床に落ちる。

「ふふ、あははは。みんな、入学おめでとう! せっかくの青春、楽しんでいってね!」

 落ちた肉塊を幾度も踏みつけ、ぐちゃぐちゃに破壊しながら。
 和奏は朗らかに、哄笑したのだった。

続きはこちら
第3話 和奏の粛清
第3話 和奏の粛清
ひとつ前のお話はこちら
第1話 明莉の男嫌い
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Ella Aschenputtel
足フェチ小説家。足フェチ、クラッシュフェチ、サイズフェチなひと。自慢の美脚と素敵なハイヒールで他人を踏みつけるのが大好き。Sっけ過多なので、妄想の中で蹂躙しています。
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