Aschenputtel
アシェンプテル

第5話 足袋と草履で足コキ勝負(前半)

振袖エラ様
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DUGA

焦らしに焦らした和装足コキで、大量射精を強要するエラ様

「勝負、ですか?」
「はい。足だけで彼らをどれだけイかせるか。そういう勝負です」

 要は足コキだ。

 彼氏君は重度の足フェチで、わたしのことが好きなのか、わたしの足が好きなのか、時々ちょっと悩んでしまうくらいには重症である。

 これまでいろいろな足コキしてあげてきたが、こういった足袋や草履でしたことはない。

 こういうものでも興奮するのかは分からないけれど、練習しておくに越したことはない、というわけだ。

「え~? エラさまに足コキで勝てると思えないし……」
「もしわたしに勝てたらご褒美をあげますよ? そうですね、和奏の望むシチュエーションで好きなことをしてあげます。和奏がして欲しいのならしてあげますし、他人にというのなら誰でも構いません」
「ええ!? ほ、ほんとに?」
「本当です」
「じゃあやる! 頑張る!」

 和奏は自分がわたしに嬲られるのも好きだが、他人を嬲るのを鑑賞するのも好きなのだ。
 わたしが残酷な行為に耽っているのを見るだけで、濡れてしまうのだから。

「ではやりましょう。とりあえず……一人ずつでいいですね。あの子たちの玩具をあまりとってしまっては申し訳ありませんから」

 明莉にしても怜奈にしても、それぞれ二人目に取り掛かっている。

 明莉は相変わらずの拷問を愉しんでいるようだけど、怜奈は一人目で前戯をすませ、二人目で本番をする気満々らしい。
 振袖もだいぶはだけてしまっていて、何とも艶めかしい。

「えっと、どういう勝負? 早くイかせた方が勝ちとか?」
「媚薬のせいで、つついただけで射精するような状態ですからね。それでは勝負にならないでしょう」

 それは先ほどの明莉の例でもよく分かる。

「ですから回数で勝負しましょうか。つまり、何回イかせたか」
「……魔法を使うのは?」
「なしです」

 人間のオスの場合、普通は連続して絶頂することはできない。
 いわゆる不応期というものがあるからだ。

 でも魔法を使えばそんな生理的な機能など、軽く無視できてしまう。
 というか指一本触れずに永遠にイかせ続けるという拷問もできるし、やったこともある。

「時間制限は?」
「対象が死ぬまでです」
「あはっ。うん、わかりました。じゃあ早くやりましょ?」

 俄然やる気になってきたようで、和奏は急かすように促してきた。

「ではまず、適当に選びましょうか」

      ※

「……意外に難しいですね?」

 高級感のある草履の先で、そそり立つ男のソレの裏筋をなぞりつつ、わたしは小首を傾げる。

 わたしと和奏は適当に少年を選び、横たえて、試行錯誤を繰り返していた。

 長期戦になると思ったので、腰かけた状態であれこれいじっていたわけだけど、足蹴にされている少年はとりあえずは気持ちよさそうだ。

「ああ、もう! いうこときかないわね、これ」

 慎重に試しているわたしとは違って、和奏のそれはやや乱暴だ。

「あ、ああっ! あああっ!!」

 ぶちゅ!
 ぐちゅ!
 にちゅ!

 すでに最初の射精を成功させていた和奏だけど、少年のソレはいったんへたってしまっている。

 基本的に他者に対しては暴力的な和奏であるから、そもそもにして手加減は苦手らしい。

 一度きりならともかく、何度もとなると苦戦しそうだ。

 さて……こちらもそろそろかしら。

 ぐにゅ。
 にじぃ……。

 ソレの敏感なところを刺激していく。
 まだ若い少年のせいか、反応が初々しい。

 何でも話しによればこの少年たちは、来年度の学園への入学候補生だったとか。
 残念ながら入学はできなかったらしく、しかし再利用している、というわけらしい。

 つまりこの学園に関わった時点で卒業しない限り、生きては出られない、ということだ。

「あ……ああ……!」
「……どうしましたか?」

 とことん加減をしながら、わたしは意地悪く尋ねてみる。

 あともう一押し。

 それだけでイクのは分かっているのだけど、踏み込んであげない。
 焦らして焦らして焦らしているのだ。

 よく彼氏君相手にもやっていることである。

「い……いき、たい……!」
「いけばいいじゃないですか」
「もっと強く……!」
「強く?」
「踏んで、踏んで下さい……!」
「あらあら。その歳でとんだ変態さんですね?」

 足を上げる。
 すると何を求めるようにソレが蠢いたけど、透明の液を垂れ流すだけで、絶頂には至れない。

「あ、ああ……我慢……できない……よ……」

 手を伸ばそうとする。
 わたしはそれを無情に蹴り飛ばしてやる。

「ダメですよ? 手で触らない約束です。触ったらわたしの失格になってしまいますので、そうなったらきっと腹いせであなたにとても酷いことをしてしまいますよ?」

 びくんっ。
 びくんっ。

 可愛く反応するソレをしばし眺め、さらに焦らしつつ、腰を振って呻きだす少年をじっくりと堪能した上で、ようやく草履をかぶせてあげる。

 ぎゅむ。

「ああっ」
「じゃあ出しましょうか」

 くぃっ……。

 最後のポイントを目掛けて足に力を込めて、草履を捻る。

「あああああ!」

 どぴゅうううっっ!!
 どぴゅ、どぴゅ、ぴゅ……。

 少年のソレからは欲望の塊は盛大に吐き出された。

「はあっ、はあっ、はあっ……」

 荒く息をする少年を見下ろしつつ、萎えてきたソレを草履でこねくり回してみる。

 ねとり……。

「ふふ。べっとり」

 気づけば草履はもちろん、足袋に至るまでが精液でべとべとだ。

「ふふ、いい子ですね。いっぱい出ました。じゃあ次は左の草履でしましょうか」
「え、ええ……?」

 射精したことで一気に冷めつつある少年へと、わたしはまだ綺麗な草履をかかげてみせる。

「ま、まだ……するの……?」
「しますよ? だって」
「うぎゃあああっ!」

 もはや悲鳴のような嬌声を上げて、和奏の足元にいた少年が二度目の射精に至っていた。

 ずいぶん強引にやったのか、その少年のソレはあちこちが擦り傷で血が滲んでいる。

「ほら。和奏はもう二回、イかせたみたいです。わたしも頑張らないと……ね?」

 ぎゅむっ!

 今度は力強く踏みつける。

「あぎっ!?」

 今までとは違う刺激に、草履越しにもソレの反応が伝わってくる。

「ふふ。次は和奏を見習いましょうか」

 萎える時間など与えない。
 激しく激しく踏みにじって刺激を与えていく。

 ぐちっ! ぐちっ! ぐちぃっ!

 草履は独立したヒールが無い分、まだソレに優しい履物だ。

 もっとも鼻緒だけで足に固定されているしかないので、ぴったりと密着するパンプスなどに比べると、やや扱い辛い時もある。

 それでも随分慣れてきたけれどね。

「ああっ! おおぅ! うぎぃ、ひぎぃ!」
「ふふ……。はしたない声ですね。気持ちいいのは分かりますが、品性も必要ですよ?」
「ちがっ! いた、痛い、痛くて!」

 めじぃ! ぐじぃ! めぎぃいい!

 更に激しく踏みつけ、こすりつける。

「あ、ああ! あああ!」
「はい、どうぞ」
「ああああああ――――!」

 どぱぷっ!

 あっさりと。

 少年は二回目の射精を果たす。

「若いっていいですね。いっぱい溜めてますから」
「う、うそ……? 二回目早すぎ……?」

 驚いたのは、三回目をイかせようと悪戦苦闘している和奏だ。
 初回のアドバンテージがあっという間になくなってしまったのだから、当然だろう。

「緩急をつけてあげると多少は効果的ですよ」
「そんな、難しいし……。魔法使えないのって、不便だよね。ていうか、この役立たずっ!」

 どすっ……!

「おぼあっ!?」

 和奏の腹いせに腹を踏みつけられ、悶え苦しむ少年を見て。

「あらあら」

 わたしは微笑ましく思ったものである。

振袖エラ様
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第6話 足袋と草履で足コキ勝負(後半)
第6話 足袋と草履で足コキ勝負(後半)
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Ella Aschenputtel
足フェチ小説家。足フェチ、クラッシュフェチ、サイズフェチなひと。自慢の美脚と素敵なハイヒールで他人を踏みつけるのが大好き。Sっけ過多なので、妄想の中で蹂躙しています。
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